マグミットを飲むとマグネシウムの数値は上がるの?
👩🦳 患者さん:
「先生、このマグミットを便秘予防で飲んでるんだけど、マグネシウムの数値が高くなることってあるの?」
💊 薬剤師:
「いい質問ですね。マグミット(酸化マグネシウム)は体の中でマグネシウムとして吸収されます。腎臓が元気に働いていれば、余分なマグネシウムは尿から出ていくので、血液の数値が大きく上がることは少ないんです。」
👩🦳 患者さん:
「じゃあ、普通に飲んでる分には心配しなくていいんですか?」
💊 薬剤師:
「基本的には大丈夫です。ただし、注意が必要なのは腎臓の機能が落ちている方や高齢の方ですね。腎臓がしっかり働いていないと、マグネシウムが体に溜まって、血液の数値が上がりやすくなります。」
👩🦳 患者さん:
「マグネシウムが高くなっちゃうと、どんなことが起きるんですか?」
💊 薬剤師:
「軽い場合だと吐き気・眠気・顔のほてりが出ることがあります。進むと血圧低下・筋力低下・脈が遅くなることも。さらに重症になると呼吸が弱くなる・意識がもうろうとするといった危険な症状が出る可能性があります。」
👩🦳 患者さん:
「ちょっと怖いですね…。どうすれば安心ですか?」
💊 薬剤師:
「安心するためには、定期的な血液検査でマグネシウム値や腎機能を確認することが大切です。特に高齢の方や腎臓に不安がある方は、先生に採血をお願いしてみてください。」
👩🦳 患者さん:
「なるほど!じゃあ、今の量を勝手に増やしたりしないほうがいいですね?」
💊 薬剤師:
「その通りです😊 マグミットは便秘予防にとても良い薬ですが、量が多すぎると下痢や電解質の異常につながることがあります。医師の指示の範囲で、必要最小限の量で使うのが一番安全ですよ。」
✅ まとめ
- 腎臓が元気ならマグネシウム数値が上がることは少ない
- 腎機能が落ちている人・高齢者は注意が必要
- 定期的な血液検査が安心につながる
- 勝手に増量せず、必要最小限で使うのが安全