👩⚕️薬剤師:
「こんにちは!今日はどうされましたか?」
👵患者さん:
「最近、すっごく暑くて…なんだかフラフラすることが多くてね。これって熱中症かしら?」
👩⚕️薬剤師:
「それ、熱中症の可能性がありますね。暑い日の体調不良は、早めの対処が大切なんです。どんな症状がありましたか?」
👵患者さん:
「ちょっと頭が重くて、ぼーっとするのよ。あと、あんまり汗もかかなくて…。」
👩⚕️薬剤師:
「うんうん、それは典型的な熱中症の初期症状ですね。体がうまく体温調節できなくなって、体内に熱がこもっちゃう状態なんです。放っておくと危ないので、すぐに対処しましょう。」
🌀 熱中症のサイン、こんな症状は要注意!
👩⚕️薬剤師:
「主な症状としては、次のようなものがありますよ。」
頭痛、めまい、立ちくらみ 倦怠感、力が入らない 吐き気や気持ち悪さ 汗が止まらない、逆に汗が出ない 皮膚が熱くて赤くなる 意識がぼんやりする、応答が鈍い
👵患者さん:
「私、そんなに汗かいてないのに暑くてつらいのよ。」
👩⚕️薬剤師:
「汗が出なくなるのは、体がもう水分を出す余裕すらなくなってる危険信号です。体の中が脱水状態になってるかもしれません。」
💧 どうすればいいの?熱中症の対処法!
👩⚕️薬剤師:
「今すぐできる対処法をお伝えしますね!」
涼しい場所に移動 → できれば冷房の効いた室内や日陰に避難! 衣服をゆるめる → 熱が逃げやすくなります。 水分と塩分の補給 → 冷たいお水か、スポーツドリンク、経口補水液(OS-1など)がベストです。 体を冷やす → 首・脇・太ももの付け根を冷やすと効果的!
👵患者さん:
「家にいるときはお茶ばっかり飲んでたけど、それじゃだめなの?」
👩⚕️薬剤師:
「お茶やコーヒーは利尿作用があるので、体の水分が出ていってしまうことも。汗と一緒に塩分も失われるので、水分+塩分が一緒に摂れるものが理想です。」
🧴 もし市販で対策するなら?
👩⚕️薬剤師:
「ドラッグストアでも熱中症対策グッズがいろいろありますよ!」
経口補水液(OS-1、アクアソリタなど):軽度~中等度の脱水に。 塩分補給タブレット・飴:手軽にナトリウムを摂取できます。 冷却シート、ネッククーラー、冷感スプレー:暑さ対策に。 帽子、日傘、アームカバー:屋外での直射日光を防ぐのに便利です。
👵患者さん:
「じゃあ、OS-1って常備しといた方がいいのね。」
👩⚕️薬剤師:
「そうですね!特に高齢の方は、のどの渇きを感じにくいので、こまめに水分補給を意識するのが大切です。」
🔔 熱中症予防のポイント!
👩⚕️薬剤師:
「予防もとっても大事です!毎日、こんなことを意識してみてくださいね。」
✅ 水分を1日1.2〜1.5Lこまめに
✅ 朝晩の涼しい時間に外出を
✅ 室内でもエアコンを活用
✅ 食事は3食しっかりとって栄養バランスよく
✅ 帽子・日傘・涼しい服装で直射日光をカット!
👵患者さん:
「そうねぇ、最近ちょっと食欲もなかったし…。」
👩⚕️薬剤師:
「そういう時はゼリー飲料や冷たいスープでもOK!とにかく“水分+塩分+栄養”を意識して、体力を保つことが大事ですよ。」
🚨 こんなときはすぐ病院へ!
👩⚕️薬剤師:
「次のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。」
意識がもうろうとしている けいれんを起こしている 呼びかけに反応が鈍い 水分をとっても改善しない
👵患者さん:
「わかりました。暑さを甘く見ないようにしないとね。」
👩⚕️薬剤師:
「その通りです!今年の夏も暑さが厳しいので、無理せず、こまめな休憩と水分補給を習慣にしてくださいね🌞」
📌 まとめ
フラつきや頭痛、吐き気は熱中症のサインかも 対処は「涼しく・水分補給・体を冷やす」 経口補水液や塩分タブレットも活用 予防が何より大切! 重症化しそうな時はためらわず病院へ!