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「薬をぺっ!と吐いちゃった…再度飲ませる?その判断ポイントは?」

👩‍🍼ママ:「先生、うちの子、薬を飲んだ直後に口から“ぺっ”て吐き出しちゃったんです。これってもう一度飲ませた方がいいんでしょうか…?」

🧑‍⚕️薬剤師:「ああ、それ、ほんっとうによくあることです!

まず大切なのは、“吐き出した”のか、“嘔吐した”のかを見分けることなんですよ!」

🔶1. 「吐き出した」のか「吐いた」のかを見極めよう

🧑‍⚕️「“吐き出す”っていうのは、まだ飲み込む前や、飲み込んでもすぐに“ぺっ”と出しちゃった場合。

これなら薬のほとんどが体に入っていないので、“再投与してもOK”なことが多いです。」

👩‍🍼「うちは、飲んで10秒くらいでベーッて…。飲み込めてなかったかも…」

🧑‍⚕️「それなら、再投与を考えても大丈夫そうですね!」

🔶2. 飲んだ後に“嘔吐”した場合は?

🧑‍⚕️「逆に、薬をしっかり飲み込んだあとに“オエッ”と吐いてしまったときは、“何分後に吐いたか”が重要です。」

吐いた時間 再投与の判断
5分以内 吸収前の可能性大 → 再投与を検討
10~30分以内 薬の種類によって判断 → 薬剤師・医師に相談
30分以上経過 ほぼ吸収済み → 再投与は基本不要

👩‍🍼「時間によって違うんですね…!そこはメモしといた方が良さそうです。」

🔶3. 薬の種類で判断が分かれることも!

🧑‍⚕️「抗生物質や解熱剤なら、“飲んだ時間”や“症状の経過”で判断しやすいんですが…

注意が必要な薬もあります!」

たとえば👇

糖尿病治療薬(小児ではまれだけど) → 再投与は低血糖リスクあり 抗てんかん薬・強い精神薬 → 血中濃度の変動に注意 ホルモン薬や一部の抗生物質 → 間違った再投与で副作用が出やすい

🧑‍⚕️「こういう薬の場合は、絶対に自己判断せず、医師か薬剤師に連絡してください!」

🔶4. 再投与の前に、確認すること3つ!

🧑‍⚕️「じゃあ、実際に“もう一度飲ませようかな”と思ったら、以下の3つを確認してみてください👇

✅1. どの薬を、どのくらい飲んだか?

→ シロップ?粉薬?何mg?残っている量は?

✅2. どのくらいの時間で吐いたか?

→ スマホの時計などで大体の時間を記録しておくと◎

✅3. お子さんの様子はどうか?

→ 熱が下がってる・元気そうなら無理に飲ませない判断も

🔶5. 次回からのために、飲ませ方を工夫!

🧑‍⚕️「お子さんが薬を嫌がる・吐き出す場合、次回からこんな工夫もおすすめです👇

少量のアイスやジュース、服薬ゼリーでまぜて飲ませる(※混ぜていいか薬剤師に要確認) 先に味覚を甘いもので“慣らして”から薬を与える 粉薬が苦手なら、シロップや坐薬に変更相談 スポイトや小さなスプーンで少しずつ飲ませる

👩‍🍼「たしかに“工夫次第で飲めるようになる”って聞いたことあります!」

✅まとめ

吐き出しただけなら、再投与OKのことが多い 吐いた時間が判断ポイント(5分以内→再投与検討) 薬の種類によっては、再投与NGなケースも 自己判断せず、迷ったら薬剤師に相談を 飲ませ方の工夫で“次はうまくいく”かも!