👨🦳患者さん:「先生、この“芍薬甘草湯”って何の薬なんですか?名前が難しくて…」
👩⚕薬剤師:「ですよね、ちょっと漢字も読みづらいですよね。“しゃくやくかんぞうとう”って読むんです。これはですね、急に起こる筋肉のけいれんや痛みをやわらげる漢方薬なんですよ。」
👨🦳「筋肉のけいれんって、足がつるってこと?」
👩⚕「まさにそれです!特にふくらはぎが夜中につっちゃう方や、運動中に足がつる人にピッタリなんです。あと、生理痛の時の筋肉の収縮による痛みにも使うことがあるんですよ。」
👨🦳「へぇ〜、即効性はあるんですか?」
👩⚕「実は、けっこう早く効くって言われていて、痛くなったときにすぐ飲むのがポイントなんです。飲んでから数分〜30分くらいで楽になる方も多いですよ。」
👨🦳「副作用はあるの?」
👩⚕「大きな副作用は少ないですが、注意したいのは“**甘草(かんぞう)””っていう生薬が入ってることですね。これを長く飲みすぎると、むくみや血圧が上がる原因になることがあるんです。」
👨🦳「え、それは怖いねぇ。」
👩⚕「そうですね。なので、連用せず、症状が出たときだけ使うのがおすすめです。もし毎日足がつるような方は、体質改善を目指した他の漢方を考えることもありますよ!」
👨🦳「なるほど〜、じゃあ“足がつったら飲む”でOK?」
👩⚕「はい、まさにそんな感じです!1日3回飲むタイプもありますが、基本は症状が出たときに1回飲むだけでOKなことが多いですよ〜。」
✅ まとめ
- 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、筋肉のけいれん・こむら返りに使う漢方薬
- 足がつったとき、生理痛などにも効果的
- 速効性があり、つったときにすぐ飲むと◎
- 長期連用はNG!むくみ・高血圧に注意
- 市販薬にもあるので、薬剤師に相談を!